アスベスト合同シンポジウム
「アスベスト被害の国の責任を問うーその責任原因と法的戦略」のご案内


 アスベスト被害に対する国の法的責任に関しては、現在、大阪泉南、尼崎クボタ、首都圏建設関係(東京と神奈川)でそれぞれ裁判が闘われており、その帰趨は、今後の被害救済や万全な防止対策の実現に大きな影響を与えるものです。
 各訴訟は、大阪泉南訴訟が国の責任の原点を問う裁判、首都圏建設訴訟が最大規模のアスベスト労災に対する国の責任を問う裁判、尼崎訴訟が最大規模のアスベスト公害に対する国の責任を問う裁判と位置づけられます。
 そこで、各訴訟の関係団体の共催で、歴史的に国の責任原因は何か、それはどのような内容か、それを裁判で問う意味は何か、そのための法的戦略はといった課題を、広くかつ突っ込んで議論するために、下記のアスベスト被害に対する国の責任を考えるシンポを企画しました。
 是非多くの参加をいただきますようご案内します。

日時2008年10月5日(日)午後1時30分〜5時
場所大阪コロナホテル(新大阪駅から徒歩3分程度)
主催全国じん肺弁護団連絡会議
全国公害弁護団連絡会議大阪じん肺アスベスト弁護団
首都圏建設アスベスト訴訟弁護団
兵庫尼崎アスベスト訴訟弁護団
大阪泉南アスベスト訴訟原告団
泉南地域の石綿被害と市民の会
首都圏建設アスベスト訴訟原告団
アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会
なくせじん肺全国キャラバン実行委員会
内容基調講演
  1. 「アスベスト被害と政府の責任」森 裕之氏(立命館大学政策科学部准教授)
  2. 「公害、労災における国の責任に関する判例の動向」池田直樹氏(弁護士、関西学院大学法科大学院教授)
各訴訟の報告
  • 大阪泉南国賠訴訟
  • 尼崎クボタ訴訟
  • 首都圏建設訴訟
パネルディスカッション「国賠訴訟勝利の戦略を考える」
規模150名程度
連絡先大阪じん肺アスベスト弁護団
弁護士:村松昭夫
電話:06−6361−0309 FAX:06−6361−0520

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